dangomoonの日記

今日も何事もない素晴らしい一日を

全ては便秘解消のため…

私がここまで大腸がんを恐れるのには理由がある

 

私は物心がついてから40代になるまで

かなりの便秘症であった

1週間大無しなんてざらであったため「人体の神秘」と称され

自分でも「私は将来大腸がんになる」

などと平気で口にしていたのは今思えば若気の至りであった

今…「言霊」という言葉が脳裏をよぎりまくる

余計なことは言うもんじゃない

本当に大腸がんで死んだりしたら葬式で

「彼女は生前から大腸がんになると申しておりました…」

「分かっていながらどうして…」等と何の手も打たなかった馬鹿者として

憐れまれたら棺桶から飛び出したくなるであろう

 

違うのだ

便秘に関しては何の対策もせずに手をこまねいていたわけではないのだ

40代で『便秘解消の必勝法』を自らあみだし日夜実践し、勝ち続けているのだ

 

もしも私が今回受ける大腸内視鏡検査中の不慮の事故で急逝する…事は

無いかもしれないが、

もしもその帰り道に滑って転んで逝ってしまったら、

この必勝法が人知れず埋もれてしまうかと思うと

私は一体何のために生まれてきたのだろうか(このためではないかもしれないが)

と気が気ではないので、ここに書き残すことにする

 

『便秘解消の必勝法』…それは、

普通にトイレに行くたびに5秒間いきむ、というものだ

実にシンプル極まりない

一回たった5秒、一日に換算しても一分とかからないお手軽さだ

食物繊維の多い食事や運動などの面倒臭さと比べたら、

その簡単さが際立ってしかたない

そんな簡単なことで便秘が解消するわけがないと思われるかもしれないが、

やってみれば分かることだが、

たとえ便意のかけらもない状態でも思いっきりいきんでみれば、

「…え?あなた…いたの!?(←愛之助 風)

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という確かな手ごたえならぬ直腸ごたえを感じ、

愛しの人に期せずして遭遇する喜びにも似た驚きが、

数回に1回の頻度で発生する (だんご調べ)

「今そこにあるそれ」という事実が実感できればもう勝利は約束されたようなものだ

 

「うーん、出そうで出ない、今回はあきらめようか…」

などという己の甘さが顔を出す時は

「『今回はあきらめようか』…などと私が思うと思ったら大間違いだ!

 私は経産婦!私にひねり出せないものなどない!

 最後に笑うのは私だーーー」

と、産気づいたら産むしかない、という状況を思い出す

「早く出ておいで~外の世界はいいぞ~」とそれを励まし、自らに渇を入れる

「おなかのそれも頑張っている!がんばれ自分!ここで諦めたら私は一体

 何のために子供を産んだんだ―――」(少なくともこのためではないであろう)

 

こうして愛しのそれと再会をはたし、腸内にはひとときの平和が訪れる

ありがとう息子たち

 

ところで…冒頭にも述べたが

私は便秘だから大腸がんになりそうだと本気で心配していた

だからこそ力技とも言える上記の方法で便秘を解消してきたのだが…

よく考えたら

『なんとなく便秘って大腸がんになりそうじゃね?』という、

なんともふわっとした理由だなという事に一抹の疑念を抱いたので検索してみた

疑問に思ったことはすぐに調べるお利口な私は、気が付いてしまった

 

大腸がんの予防となるのは…食生活の改善と運動、らしい

つまり

力技で便秘を解消しても、大腸がん予防にはならない…???

はい、今、ガクブルです 

(((( ;゚Д゚)))